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物味遊山哲学
社会への挑戦

蕎麦屋なのに蕎麦の単品がない理由。
田舎のランチなのに¥1500もする理由。
ランチタイムなのに提供に1時間もかかる理由。
全て簡潔に要約すると社会への挑戦ということです。
科学や技術の発達によって人間の生活はとても便利なものになりました。
その反面家計においては通信費や教育費に重きが置かれ
食事に関しては経済性を理由に遺伝子組み換え作物や
食品添加物、化学調味料を多用した加工品が跳梁しているのが現実です。
その結果人間は本来の健康な肉体を損ない
薬剤や医療によって心身の健康をごまかし続けるという事態に。
当然家計においては医療費が嵩みますので
その分を食費から削るという悪循環。

皆さん現在日本の国民医療費ってどれくらいか知ってますか?
国全体で年間なんと約40兆円。
国民一人当たり30万以上も医療費に使っていることになります。
では昔はどれくらいだったんでしょう?
昭和40年代は国民全体で1兆円ほど。
国民一人当たり年間1万円強。
元号が平成に切り替わった20年くらい前で国民全体で20兆円ほど。
日本人は着実に1年で1兆円ずつほど医療費を増資させてきたことになります。
先日発表された世界の平均健康寿命(入院や介護に頼らず自立できる寿命)で
日本が男女ともに1位になった裏側には
世界一医療費にお金を費やす日本の国民性というものが潜んでいます。
日本人が延ばし続けてきた寿命という物は
薬剤や医療にずぶずぶに浸かった言わば医療依存症という成りの果てです。
そろそろ日本人は医療技術の発展と健康と経済の仕組みに気づかないといけない。
もちろんそれらを操っているものが政治ということになります。
本来の健康を取り戻すには人間本来の食生活に立ち返らないといけない。

だからうちは蕎麦の単品がない(炭水化物に偏った食生活が医療費を増大させる)
ランチが¥1500もする(薬剤まみれの安価な食材の使用が医療費を増大させる)
提供に1時間もかかる(提供時間の短い薬剤まみれの加工品の使用が医療費を増大させる)
巷では安くて早くて薬剤まみれで美味しく感じるように細工された
食べ物らしきものが溢れ返っています。
人々はコストパフォーマンスがどうとかと言って
安く食べられたことにある種の快感を得ているようですが
やっぱり人間の本能に訴えかけるほどの美味しい物は必然的に高くなります。
だからうちの標語は高くて遅くて本能的に旨い。
そういう感じで貫こうと思ってます。
日本の未来も不安定だしなかなか食費にかける金銭も厳しいものがあるとは思いますが
賛同者が一人でもいる限りは続けていこうと思います。
賛同者がゼロになったらすっぱりやめますよ。
そしたら医療の学校にでも行こうかな(^ ^)
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